ピルの血栓症リスクを不安に感じるあなたへ・・・安心して続けるためのポイント

「ピルを飲もうか迷っているけど、血栓症になるって聞いて心配・・・」
「血栓症になるリスクってどれぐらいあるのだろう」

ピルを検討している方のなかには、上記のような不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

ピルは避妊や生理痛の緩和、PMSの改善など、多くの女性の毎日をより快適にしてくれる心強い味方です。しかし同時に、安心してピルと付き合っていくためには血栓症のリスクについても正しく理解しておかなければいけません。

本記事では、ピルの服用によって起こり得る血栓症について解説します。不安な気持ちを抱えたまま迷うのではなく、正しい知識を身につけて、安心して一歩を踏み出しましょう。

石崎先生

ピルに伴う血栓症のリスクは、医学的にしっかりデータが整理されています。必要以上に恐れる必要はありませんが、「正しく理解すること」はとても重要です。体質や年齢、生活習慣によってリスクは変わりますので、数字とともに客観的に捉えていただくことで、安心して判断できるようになります。

ピルの主な副作用

ピルを飲み始めると、体が新しいホルモンバランスに慣れるまで、ちょっとした体調の変化を感じることがあります。副作用と聞くと怖く感じるかもしれませんが、多くは一時的なもので、2〜3カ月で落ち着いていくことがほとんどです。

具体的には、以下のような症状が起こりやすいといわれています。

• 吐き気や嘔吐
• 頭痛
• 乳房の張り
• 不正出血
• むくみ
• 倦怠感

「えっ、そんなにあるの？」と驚いたかもしれません。しかし、実際には何も感じなかったという方もたくさんいますし、感じたとしても軽度で日常生活に支障が出ないレベルの場合がほとんどです。

ただ、副作用のなかでも特に注意してほしいのが「血栓症」です。発生頻度は高くないものの、万が一の場合は命に関わる可能性もあるため、どのような病気なのかを事前に理解しておくことが大切です。

血栓症とは？発症のメカニズム

血栓症という言葉だけを聞いても、どういった病気なのか理解できない方もいるかもしれません。だからこそ「どういう病気なのか」「なぜピルで起こりやすくなるのか」をあらかじめ把握しておくと、安心してピルの服用を始められます。

まずは、血栓症の理解を深めるために発症のメカニズムを確認しましょう。

血栓症の基本知識

身体の中を流れている血液は、普段はサラサラと流れています。しかし、ケガをして出血すると、血液が固まって傷口をふさぎ、出血を止めてくれます。これは、私たちの体に備わったとても大切な凝固機能です。

この血液が固まる力が、血管の中で不適切に働いてしまうと「血栓（けっせん）」という塊ができます。そして、この血栓によって血管が詰まってしまう病気を「血栓症」と呼びます。

道路に例えると、交通渋滞が起きているような状態です。血栓によって血液が流れなくなると、その先の組織に酸素や栄養が届きません。その結果、各組織が正常に機能せず、体に大きな影響を与えてしまうのです。

ピルの服用で血栓症リスクが上がる理由

では、なぜピルを服用することで、血栓症のリスクが上がるのでしょうか。
ピルには、エストロゲン（卵胞ホルモン）という成分が含まれています。このエストロゲンには、肝臓での血液凝固因子（血を固める物質）の産生を促す働きがあるため、血栓症のリスクが上がるといわれています。

つまり、ピルを飲むことで「血液がちょっと固まりやすい状態」になるということ。イメージとしては、サラサラだったスープに少しとろみがついた感じです。劇的に変わるわけではありませんが、普段よりも血栓ができやすい環境になります。

さらに、飲み始めや中断後に再開したときなど、身体がホルモン変化に慣れていない場合はリスクが少し高まる傾向にあります。なお、ピルだけではなく、次のような薬剤も血栓症リスクを高める可能性があるため、併用している場合は医師への相談が必須です。

• ホルモン補充療法（HRT）
• エリスロポエチン製剤
• ホルモン・免疫関連薬（経口ステロイド・抗エストロゲン薬）
• 一部の抗がん剤・免疫抑制剤（サリドマイド・レナリドミド・シクロスポリン・タクロリムス）
• 抗うつ薬・抗精神薬の一部（オランザピン・クロザピン）

「薬を普段から飲んでいる」「既往症がある」などの場合は、ピルの服用を始める前に医師と血栓症リスクも含めて相談しておきましょう。

石崎先生

血栓症という言葉だけを見ると強い不安を感じる方が多いですが、実際には「正しい知識を持ち、体調の変化に気づけること」が大切です。ピルによる血栓症のリスクは決して高くありませんが、喫煙、肥満、長時間の同じ姿勢、体質や持病などによって影響が変わります。大切なのは、「怖いから避ける」ではなく、「自分のリスクを理解したうえで安全に使う」という姿勢です。ピルは正しく使えば、多くの方にとって生活をより快適にしてくれる選択肢になります。

【最新データと医師の見解】ピルで血栓症になる確率

ピルと血栓症の関係について耳にすると、不安を感じる人もいるでしょう。しかし、リスクについて正しい知識を持てば必要以上に怖がる必要はありません。

ここでは、最新のデータや医師の見解をもとに、ピル服用による血栓症リスクをわかりやすく解説します。ピルを服用するメリットとデメリットを理解したうえで、安心して選ぶために理解を深めておきましょう。

一般的な発症率と他要因との比較

ピルを服用していない女性は、年間約1万人に1〜5人の割合で血栓症を発症すると報告されています。一方、低用量ピルを服用している女性では、年間1万人あたり3〜9人とされ、リスクはおよそ2〜3倍に高まると考えられています。

リスクが上がると聞くと少し不安になりますが、重要なのは絶対数としては非常に低い確率であることです。言い換えれば、ピルを服用しても99.9％以上の方は血栓症を発症しないということになります。

また、妊娠中や産褥期（特に分娩後3週間）は、ピル服用時よりもはるかに血栓症のリスクが高くなるという以下のような研究結果も発表されています。

• 妊娠中：10〜20人／1万人（年間）
• 産褥期（特に分娩後3週間）： 40〜65人／1万人（年間）

つまり、ピルだけが特別に危険というわけではありません。実際、多くの医師は「ピルは血栓症リスクをわずかに高めるが、むやみに怖がる必要はなく、医師と相談しながら適切に使えば安心して続けられる」と考えています。

リスクという言葉に過剰に反応するのではなく、きちんと理解し、必要なケアをしながらピルと付き合うこと。これが、ピルを安全に使い続けるためのもっとも現実的な方法です。

また、血栓症が起こりやすい時期にも特徴があります。特に注意したいのは、ピルの服用を始めてから3〜4カ月以内です。この時期は、体内のホルモンバランスが変化しやすく、血液がやや固まりやすい状態にあるため、比較的リスクが高まるとされています。

また、一度ピルを中止してから再開した場合も、初回服用時と同じように身体が反応しやすく、同様に注意が必要です。もし「飲み始めてまだ間もない」「再開したばかり」「最近体調が変わった」と感じている場合、少し意識的に体の変化を観察してみてください。

血栓症リスクを高めやすい人の特徴

血栓症のリスクには個人差があります。特に注意が必要な方は、以下の既往歴がある方です。

• 深部静脈血栓症（DVT）：足の深い静脈に血栓ができたことのある方
• 肺塞栓症：肺の血管が血栓で詰まったことのある方
• 脳梗塞：脳の血管が詰まったことがある方

健康な方がピルの服用によって初めて上記の病気になることは非常にまれです。深部静脈血栓症の発症割合は年間1万人あたり4～7名、肺塞栓症で1～3名、脳卒中で39名ほどといわれています。

それぞれの発症割合は、ピルを飲んでいない方よりも2～4倍ほど高くはなるものの、絶対数で見ると非常に少ない数です。しかし、一度でも上記の病気を経験した方は、再発のリスクが高まる点に注意が必要です。

なお、以下の生活習慣・環境の方も血栓症のリスクが上がります。

• 喫煙している方：特に1日15本以上の方は要注意
• BMI 30以上：肥満体型の方は健康上のリスクが高い
• 35歳以上：年齢とともにリスクは上がる
• 家族に血栓症の人がいる：遺伝的な要因も関係する
• 水分をあまり摂らない方：脱水状態は血液が固まりやすい
• 運動習慣のない方：デスクワークや長時間同じ姿勢の方も注意する

このような特徴に当てはまる方は、ピルを始める前に必ず婦人科でリスクチェックを受け、今後の治療方針を相談してください。

なお、問診の際は些細なことも全部話すようにしましょう。「これくらいなら言わなくても大丈夫かな」と隠してしまうと、自身の体をリスクにさらす可能性が高まります。小さな出来事でも相談することで、あなたに合う最適な方法が見つかるはずです。

石崎先生

数字を見ると不安が大きく感じるかもしれませんが、ピルによる血栓症は「確率としては非常にまれな副作用」です。
ただ、体質や生活習慣によってリスクが変わるため、必要なのは“怖がること”ではなく“知っておくこと”。
正しい知識があるほど、安心してピルと付き合うことができます。

ピルの服用による血栓症の初期症状

万が一血栓症が起きたときは、早期発見・早期対応が非常に重要です。血栓症の初期症状は「ACHES（エイクス）」という言葉が警告サインとして用いられています。

以下のような異変を感じたら、すぐに医療機関を受診しましょう。

A：Abdominal pain（激しい腹痛）

突然激しい腹痛が起きた場合、下大静脈や腸間膜静脈に血栓ができている可能性があります。痛みが波のように押し寄せたり、姿勢を変えても治まらなかったりする場合は要注意です。「いつもの生理痛とは違う」「息を吸うだけでも痛む」と感じたら、すぐに医療機関を受診してください。

C：Chest pain（激しい胸痛、息苦しさ）

胸を押しつぶされるような痛みや急な息切れ、呼吸困難は、急性肺塞栓症を疑うサインです。深呼吸をしても痛みが取れず、横になると苦しさが増す場合は特に注意が必要です。
早ければ早いほど治療の選択肢が広がるため、胸の違和感があったら迷わず受診しましょう。

H：Headache（激しい頭痛）

これまでに経験したことのないような激しい頭痛は、脳の静脈洞血栓や動脈血栓を疑うサインです。また、視界がチカチカする、吐き気がある、光がまぶしく感じるなどの症状を伴うこともあります。市販の頭痛薬で治まらない痛みが続く場合は、脳神経外科や救急外来に早めに相談してください。

E：Eye/Speech problems（視覚・言語障害）

急に目が見えにくくなる、視野が狭くなる、舌がもつれる、言葉が出にくいなどの症状が現れた場合は注意が必要です。これは脳の血流障害によって起こることがあり、失神やけいれん、意識障害を伴うケースもあります。一時的に治まっても、脳梗塞の前触れである可能性があるため、ためらわず救急要請を行いましょう。

S：Severe leg pain（激しい脚の痛み）

ふくらはぎの痛みや腫れ、片脚だけのむくみがある場合は、足の静脈に血栓ができているサインかもしれません。「筋肉痛かな」と思って放置すると、血栓が肺に飛んで命に関わる危険もあります。立ち仕事や長時間座りっぱなしの後に痛みが出たときは、すぐに受診してください。

石崎先生

ピルによる血栓症はまれですが、症状を知っておくことは安心につながります。
「怖いから飲まない」のではなく、「もしものサインを知ったうえで正しく使う」ことが大切です。
体調に違和感があったときは、ためらわず受診してください。

ピルによる血栓症のリスクが疑われたときの対処法

「ACHES」の1つでも当てはまる異変が現れた場合は、ピルの服用をすぐに中止し、かかりつけの婦人科や血管・循環器の専門医を受診してください。血栓症は進行すると、肺塞栓症や脳卒中、心筋梗塞といった命に関わる合併症を引き起こす恐れがあります。早い段階で治療を受ければ、抗凝固療法や血栓溶解療法などによって回復の可能性が大きく高まります。

また、診察を受ける際には、ピルを服用していることや服用を始めた時期、服用中に体調の変化があったかどうかを必ず伝えるようにしましょう。

加えて、喫煙の有無や体重の変化、他に服用している薬の有無なども医師に共有することで、原因の特定や治療の方針がより正確になります。覚えるのが難しい方は、スマートフォンの写真やメモ機能などを活用するのがおすすめです。

なお、血栓を放置してしまうと、時間の経過とともに大きくなったり、足から肺へ移動して急な呼吸困難やショック状態に陥ったりする危険があります。症状が軽くても「少しおかしい」と感じた時点で受診することが、重症化を防ぐもっとも確実な方法です。

自己判断で様子を見るのではなく、「いつもと違う」と気付けた自分を信じて、早めの行動を心掛けてください。

石崎先生：血栓症は「疑った時点で行動すること」が何より大切です。
ほとんどの方は問題なく服用できますが、体のサインを無視しないことが安心につながります。
少しでも不安を感じたら、遠慮せず医療機関に相談してください。早めの対応が、あなたの体を確実に守ります。

血栓症を予防しながらピルを安全に服用し続けるコツ

「こんなに怖い話を聞いたら、やっぱりピルを飲むのはやめようかな・・・」と思う方もいるかもしれません。

ピルには、血栓症のリスクが確かにあります。しかし、日々の生活のなかでできる予防策を実践すると、そのリスクを大幅に減らすことも可能です。以下の具体的なコツを押さえておき、ピルへの不安を軽減させましょう。

1. こまめな水分補給を心掛ける

仕事や勉強に集中していると、気付いたら「全然水分を摂っていない・・・」なんてこと、ありませんか？体が脱水状態になると、血液がドロドロになって血栓ができやすくなります。意識的に水分を摂って、体の内側を潤しましょう。

なお、水分の摂取量は健康な成人であれば、1日あたり体重（kg）×30～40（ml）が目安です。血栓リスクの高い方は、プラス500mlを目標に摂取を心掛けてみましょう。

とはいえ、上記の摂取量はあくまで目安です。「血栓を予防するためにも、しっかりと水分を摂ろう！」という気持ちが何よりも重要です。以下のポイントを参考に、水分摂取の習慣化を目指してみてください。

• 朝起きたらまずコップ1杯の水を飲む
• 食事のときはお茶や水を飲む
• 水筒を持つ習慣を作る
• スマートフォンのアラームで「水分補給タイム」を設定する

コーヒーや紅茶、お酒には利尿作用があるため、これらを飲んだときは追加で水を飲むようにしてください。特に夏の暑い日や運動した後は、いつもより多めに水分を摂るようにしましょう。

2. 適度に体を動かすことを意識する

学校の授業や仕事で一日中座りっぱなしの生活をしている方も多いのではないでしょうか。

実は、長時間同じ姿勢でいると、足の血流が悪くなって血栓ができやすくなります。血栓症のリスクを下げるためには、運動習慣を身につけることがポイントです。

とはいえ、運動しなきゃいけないと思うと、ハードルが高く感じるかもしれません。体を動かすことが苦手な方は、以下のコツを参考にしてみてください。

• トイレに行くついでに少し歩く
• 座ったまま、かかとの上げ下ろしをする
• つま先を上げたり下げたりする運動
• エレベーターを見つけても階段を使ってみる
• ランチを買いに行くとき少し遠いコンビニまで歩いてみる

運動と気負わなくても、日常のなかで体を動かすだけで効果があります。特に長時間のフライトなどの移動時は、狭い座席から何時間も動けないため、血栓症のリスクが高まります。トイレに行くついでに通路を歩いたり、足首を回したりと意識的に体を動かしましょう。着圧ソックスを活用して、血栓を予防するのも効果的です。

3. 禁煙する

ピルとタバコの組み合わせは危険なため、できる限り禁煙を心掛けましょう。タバコを吸うと血管が収縮して、血液が固まりやすくなります。つまり、ピルの影響と重なって、血栓症のリスクが大幅に上がる仕組みです。

自力での禁煙が難しい場合は、禁煙外来の受診も検討してみましょう。医師が一緒に、あなたに合った禁煙プログラムを組んでくれます。ニコチンパッチやニコチンガムなど、禁煙をサポートするアイテムもあります。

または、医師に相談してピル以外の治療方法を検討するのも一つの選択肢です。自身に合った選択を見つけるようにしましょう。

4. 適正体重を維持する

肥満（BMI 30以上）は血栓症のリスクを約2〜3倍高めます。加えて、高血圧や糖尿病といった他の健康リスクも上がります。そのため、食事・運動を含めた生活習慣改善を、無理のない範囲で行うことも大切なポイントです。

ダイエットしなきゃいけないと焦る必要はありません。無理な食事制限やハードな運動は、逆に体に負担をかけます。以下のコツを参考に、できるところから少しずつ実践しましょう。

• 野菜を先に食べる
• よく噛んで、ゆっくり食べる
• 夜遅い時間の食事や間食を減らす
• 甘い飲み物を水やお茶に変えてみる
• 毎日同じ時間に体重を測る

なお、BMIは「体重（kg）÷身長（m）÷身長（m）」で計算できます。もし自分だけでは難しいと感じたら、医師や管理栄養士に相談してみてください。あなたに合った、無理のない方法を一緒に考えてくれます。

5. 定期的な検診と自己チェックを行う

ピルを飲み始めたら、定期的に医師に診てもらうことが大切です。多くの場合、3〜6カ月ごとの受診が推奨されています。

「特に問題なくても行かなきゃいけないの？」と思うかもしれませんが、問題が起きる前に小さなサインを見つけられるのが定期検診の大きなメリットです。また、定期検診だけではなく、自分でチェックもしてみましょう。毎日のちょっとした習慣で、体の変化に気付きやすくなります。

特にピルを飲み始めたばかりの時期は、体が変化に慣れようとしているため、さまざまな症状が出やすい時期です。「これって大丈夫？」と思ったら、遠慮なく医師に相談してください。小さな変化に気付くことが、大きな問題を防ぐことにつながります。自分の体の声をしっかり聞いてあげてくださいね。

石崎先生

ピルには副作用や血栓症のリスクがありますが、適切に使用すれば多くの方が安全に続けられる薬です。
水分補給・禁煙・体調変化への気づきなど、日常の小さな工夫でリスクは大きく減らせます。

まとめ：ピルによる血栓症リスクを正しく理解しよう

血栓症という言葉を見て、最初は不安を抱くかもしれません。しかし、ピルの服用による血栓症のリスクは非常に低いうえ、今回紹介したコツを押さえておけばさらに発症しにくくなります。ピルのリスクを正しく理解して、服用メリットを最大化させてみてください。

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この記事を監修した医師

石崎 歩

あゆむクリニック 医師

1996年、東京都生まれ。ホルモンバランス・再生医療を専門とし、科学的根拠に基づいた「カラダと心の両面から女性を支える医療」を実践。女性のライフステージに寄り添い、美と健康の両立を支える診療を行っている。